1/27/2024

この日も主と共に【984】ペトロの手紙二(11)

力を尽くして信仰には徳を、徳には知識を、知識には自制を、自制には忍耐を・・・加えなさい。(ペトロの手紙二1章5~7節)

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《信仰》を豊かにするものとして第四に《忍耐》が挙げられます。一つ前に《自制》が挙げられましたが、ときには自分で制することのできない事態にみまわれることもあります。当時、迫害の迫る中にあったペトロもそうであったことでしょう。そのときに《忍耐》が大切になります◆

聖書の言う《忍耐》には、逆境と思われる状況の下でもしっかりと留まり続けるという意味合いがあります。それは困難だけを見つめるというよりも、そこにも《忍耐と慰めの源である神》がおられると信じて立つことです(ローマ15章5節)◆

イエス様はペトロや弟子たちに、《立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ》幸いを教えられ(ルカ8章15節)、《忍耐によって、あなたがたは命をかち取りなさい》と励まされました(ルカ21章19節)。そしてわたしたちを救うために、自らも十字架に留まられました。今日、わたしたちも、《聖書から忍耐と慰めを学んで希望を持ち続けることができるのです。》(ローマ15章4節)

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天の父なる神様、

イエス様の忍耐につながる歩みを導いてください。忍耐と共に、約束された慰めと希望をお与えください。

イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン